人生JETと三くをやってた。
もう、これはラーメンの神様が「行け」って言うてくれてるんやね。
JET、三く共に定番メニューで食べてないんが有ったのでまずJETで和風醤油、
そして三くで白壺らーめん、あとは時間と腹具合で讃くでうどんかまだ行った
ことのないみつ星製麺所にするかを決めようと作戦を立てて大阪駅からテクテク。
開店の11時少し前に到着、一人待ってはりました。
すぐ開店してカウンターに座ると目の前に ドンっ!!
定番であっさり作戦は鶏軍、暁の出撃の前にもろくも崩壊。
一気に濃厚こってり方面に転進することになりました。
そして眼前に堂々と現れた鶏軍
見るからに濃厚で色気のないスープ
そして艶々プリッとして見るだけで美味しいのがわかる麺。
スープは濃度は濃いもののコッテリ感やしつこさは全くなし。
麺は思った通り官能的な食感を残して喉の奥に。
後があるから普通盛りにしたけど大盛りにすればよかった!
スープには厚切りチャーシュー2枚とメンマが沈んでるんやけど「そんなん
要らんから麺をくれ!」と言いたくなるわ。
いや、ほんまに美味しかった。
腹ごなしに5分ほど歩いて三くへ。開店20分前に到着。
数人は覚悟してたけどもう10人以上並んでる。これはもうTVのせいやね。
待ってる間に店頭のメニューを見てると
ここでも頑強な敵の戦線に出会いあえなくあっさり路線は放棄。
しかしなんや一杯載ってそうやん。
オープンするころには後ろに10人以上並んでました。
はい、これが山三宝船。
これ、ラーメン?
手前にさんまの刺身、上に載ってるピンクのは蒲鉾かと思ってたら長芋梅酢漬け。
その上に雲丹と金箔。下には蕪を釜に見立てた煮物。釜の中には鯛の漬け。
後ろにちょっと見える串には栗とムカゴが刺さってます。その右はカリカリの柿煎餅
左の方には暗くて見えないけど小指の先程度の松茸!
泡立ってるのは長芋のとろろをスープで割って泡立てたもの。
とろろにする時は麺つゆみたいなんで割るけどこれは多分鶏白湯やないかと思う。
麺は縮れた細麺で麺つゆ風のジュレに絡めてある。
めちゃくちゃ手が込んでるわ。
これはただ限定と言うんやなく秋祭り、収穫祭に見立てた遊び心やね。
麺が済むと〆のごはん。
スープに入れてよく混ぜて食べるとちょっと載ってる柚子胡椒がよう効いてます。
ラーメンでここまでするかとは思うけど遊び心やとすれば満足できますわ。
具を普通にして麺と山かけにしたら夏はええと思うけどな。
この店はラーメンはもちろんすごく美味しいんやけどスタッフがええねん。
どこかのチェーン店みたいにやたらうるさいんやなしに適度な挨拶と声掛け。
ホールは女の子一人なんやけどものすごく目が行き届いてる。
店に入ってから食券の説明、座席への案内、〆のごはんも後ろでずっと見てたんと
ちゃうかというようなタイミングで「ご飯お持ちしましょうか」と声がかかる。
店出る時も外まで送ってくれて「長い間お待たせしました、ありがとうございます」
って声かけてくれるし、ほんまチップあげよかと思いますわ。
こってりに〆のごはんを行ってしまったんで二杯で切り上げて大阪駅に向かいます。
通り道のうどんの讃く。今日は白祭り(普段は香味麦芽を練りこんだ蕎麦のような
色をした麺なんですが月に一度数量限定で「白いうどん」が食べられる日)
まぁ、ちょっと頑張れば一杯くらい行けたんですがご覧のように入り口が詰まって
たんで諦めました(笑)。
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