これは山形県河北町あたりの地方食で鶏肉がトッピングされた冷たい汁そばです。
写真で見る限りでは東日本の濃い色でなく関西風の薄い色のそばツユでなかなか美味しそう。しかも汁は鶏のだしも効いてるようです。
食べたくなったら作ってみる(笑)。
ここでは「肉そば」と呼ぶとややこしくなるし出来上がったものが本当の「つったい肉そば」に似てるかどうかもわからないのでここでは普通に「冷たい鶏そば」と呼ばせていただきます。
基本的には「肉うどん」のときの汁に手を加えます。
ネットの記事によると割と甘みが強いようなんで味醂を多め。
材料 水 1g
昆布 10p角 1枚
混合節 30g
塩 小さじ1
薄口醤油 小さじ2
味醂 小さじ3
鶏肉(もも) 1枚
汁用の材料を全部鍋に入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めて5分ほど煮ます。これを漉して鍋に戻し鶏肉を加え再び沸騰したら弱火で10分ほどに込みます。
そのまま冷まし汁は冷蔵庫で冷やし鶏肉はスライスしておく。
あとは冷水で〆た麺をどんぶりに盛り、汁を張ります。このとき油が浮いてるようなら漉してください。
鶏肉と薬味の葱をトッピングして出来上がりです。
これは冷たくてなかなか美味しいですね。今回のレシピだと鶏肉の味が薄いのでスライスしたあと普通のつけ汁か甘めの出し醤油などで漬けておくほうが良いかと思います。
また今回は薬味に青葱を使ってますが白髪葱や柚の皮なんかもいいと思いますね。
私は後半コショウをかけてみましたが味が引き締まってなかなか良いです。七味はもちろん柚胡椒なんかもいいでしょうね。


なかなか美味しそうです。
鶏は最初、蒸すのかと思いました。
写真を見たら、鶏ハムの蒸した感じに見えたもので、もも肉を使っているとは分からず。
でも、肉の回りにはもも肉、独特な感じがするし‥。
甘めのスープに、この冷しだったら、ミョウガもあいそうな気がしました。
そうそう、麺つゆで軽く煮て柔らかく鶏に火を入れる感じです。
甘めって書いたけどあくまで関西風のうどん汁に比べれば、ということです。