季節に合わせてネギ肉そばを温かくしてみました。
温かくするには汁そばにするかあつもり風にするかどちらかなんですが今回はポピュラーに汁そばで。
材料などは前回と一緒。ただし今回は卵をいれてみました。
まずいつものそばつゆを水で倍に薄めます。この麺ツユはいつも作り置きしてます。なもんで鰹の香りというのがあまりしません。そこで煮立った中に鰹節を加え火を止めます。鰹節が沈んだ所で漉すと香りのたったそばつゆになります。「追い鰹」と言うやつです。
前回どおり斜め薄切りにして焦げ目をつけたものをツユに入れ一煮立ちさせてネギの香りをツユにうつします。
丼に温めたそばを盛りそばつゆをかけ、肉を盛って胡麻をふり真中に卵の黄身だけを乗せます。
僕は月見そばとかチキンラーメンに生卵入れるのはあまり好きでは有りません。ところが本家の肉そばには生卵がよくあいます。で、今回は卵を入れてみることにしたんですがどうもあの白身の冷たさや味のなさが邪魔になるような気がしたんで黄身だけ入れることにしました。
試食です。
いつものようにまずは石垣ラー油なしで。
まず卵をつぶさず周りの部分から。
ツユの中にネギの香りと味がたってなかなかいいです。
ただネギの香りに隠れてわざわざやった「追い鰹」はあまり意味なかったような(笑)。
卵つぶしてみます。
肉と麺を卵に絡めてズルズル。
う〜ン、確かに卵の味は濃厚にするんですがなんだか肉、ネギとのコンビネーションの邪魔になってるような感じ。かえって白身が入ってたほうがよかったかも。
ラー油入れて見ます。
卵のこってり感が消えてよくなりますがなんだか慣れてきたせいか初めに使ったときほどの感動がないです。
総評です。
ツユはいつものツユを薄めるだけでOK。卵、ラー油は入れないほうがいいと思う。
これで奥さんに食べさせた所なかなか好評でした。
ただ初めて肉そばを食べたときのような驚きはないし、ネギを焼きネギにしたたときのような「よっしゃ、やった!」という感動もありません。普通に美味しい、というやつです。
肉そばの変形の1つとしてはありですが進化形というには程遠いという所でしょうか。
ただもっと美味しいネギをたっぷり使えば独自性が出せるかも。
ラー油より山椒の方があうかな。
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今回は、前回のような勢いがないですね。でも卵を入れる時にちゃんと考えて黄身だけにするところとか、わ!すごい!と驚きました。私はそのまま入れちゃうだろうなぁ‥‥。あ、でも、結局×なんですね(笑)
半熟卵にしてはいかがでしょうか?私はそれもありかなぁと想像していました。それにしても、肉そばもいいけど、このネギ肉そばはもっと良いかも。ネギって身体が温まるのですよネ!
「もひとつやな」と思いながら書いたもんで(笑)。
>半熟卵にしてはいかがでしょうか
はじめは温泉卵にしようと思ってたんですが
温泉卵って黄身がわりと硬いんで却下。それではポーチドエッグと思ったんですが白一色で絵的に花が無さそうなんで黄身だけにしたんですがポーチドエッグにしたほうがよかったかも。
次のも考えてるんでご期待ください(笑)。