2008年04月21日

高橋名人のそば

蕎麦食いなら知らぬものがない(多分)翁達磨の高橋邦弘氏の打つ蕎麦が食べられるというので勇んでいってきた。

    高橋名人.jpg

高橋氏がどういう人かと興味のある方は各自検索していただくとしてとにかくこの人の打つ蕎麦を食べるためなら山梨の山奥、広島の山奥の店でも何時間も待つ人が居るくらいの名人なのである。
普通ならとても姫路で食べることができるような蕎麦ではないんですが姫路菓子博の協賛で実現、菓子博様様である。

メニューはざるのみ一枚750円。

    soba.jpg

    soba3.jpg

    soba2.jpg

スーパーで売ってる乾麺を主に食べてるようなような下種口が高橋名人の蕎麦についてどうこう言うのはまことに恐れ多いことですが一応私の主観のみで感想を述べさせていただきます。
小生意気なと思う方はこれから先に進むのはご遠慮ください。



    蕎麦は小麦粉が二割入った「二八」。
薄く緑かかった細めの端正な蕎麦です。

出汁は甘さの少ない「辛汁」ですが私にとって辛すぎると言うことも無く好みです。

薬味はネギ、山葵に辛み大根。
何処の蕎麦屋でも思うんですが蕎麦と出汁がおいしければ薬味は要らないと思います。今回も薬味無しでいただきました。

腰は更科風の弾力がありかみ締めると噛み切れる前にグイッと押し返されるような感じ。
甘さが口に広がる。
ただ「蕎麦の香り」と言うのがないような気がする。
新蕎麦の時期でないからこういうものなのかもしれないけれどそば通の方がよく言う「鼻にぬける蕎麦の香り」って言うのを味わったことがないんで楽しみにしてたんですが。

750円でこういう蕎麦が食べられるなら安いと思うけどこの蕎麦を食べるために広島の山奥まで行ったり何時間も並ぶかと聞かれればそれはちょっとなぁ。

はっきり言って目からうろこが落ちろような感動的な蕎麦を期待してたんですが姫路くんだりでそんな蕎麦を食べようというのが甘い考えでしょうか。
posted by かわちゃん at 16:47| Comment(8) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そばの文化って、やっぱり関東以北なんだと思います。昨今では水のきれいなところで蕎麦打ちがはやっているように思いますし、どこの畑でも休耕地を利用してとれたりする作物なので珍しくもなく、私の祖母(鹿児島)もいつもそば粉を送ってくれていました。
なので、蕎麦は蕎麦がきでおやつで食べるという状態でした。
でも、普段食べているのは九州ではうどん。
‥‥が一般的だと思ってましたし、ちょっとしたそば屋には必ず「信州なんたら」と書かれてあるように思います。
ここまで買い手お分かりかと思いますが、まともに蕎麦を食べたことがないかもしれません。
祖母が正月に打ってくれる切れ切れの年越し蕎麦が私にとっての蕎麦かなぁ。
香りはいいですよ。そば粉100%で、ある意味雑味もあります。
こちらの蕎麦は750円なんて、安いと思いますが、かわちゃんさんのおっしゃるように、蕎麦通のいうところの「鼻にぬかる蕎麦の香り」を一度堪能してみたいです。
Posted by mine at 2008年04月21日 19:10
私、蕎麦がきっていうものを食べたことがないんです。
いいそば粉を使うと美味しいらしいですね。

tantanの山法師、行って見たらいかがですか。
近くなら行って見たいところです。
Posted by かわちゃん at 2008年04月22日 08:29
広島の山奥のお店あること知ってるけど
まだ行ったことがありません。
あんましわからへんし。。(笑)
広島市内でも高橋名人の弟子さんのお店があるけど
どうせやったら高橋さんのを食べてみたいし
行ってません。
綺麗な蕎麦やね。二八くらいが一番好きですわ。
あんましわからへんけど(笑)
Posted by chi-ko at 2008年04月23日 16:40
多分出張して打つ蕎麦と店で打つ蕎麦は違うと思うねん。
そやから食べてきてレポお願いします。
あんましわからんでもええから(笑)。
Posted by かわちゃん at 2008年04月24日 09:18
新そばでも、鼻にぬける、というのはちょっと…。あれって、かなりオーバーな表現だと思うのです。そもそもそばの香りって、けっこう微妙なものだし。

実は高橋名人のお店で、あまり質のよくないそば粉(これを高橋さんが使ったのには深い理由があるのですが、長くなるので省略)と、店の自慢の粉をつかったそばを食べ比べたことがあります。

その差は歴然。淡いけどうれしくなる香りがしっかり感じられ、そばのほのかな甘味にもうれしくなりました。やっぱりうまいもんはうまい、という結論です。

それと、名人とか巨匠とか呼ばれても、ちっとも偉ぶらず、どこにでも出かけてそばを打ったり人に教えたりする高橋さんは、やっぱりリッパだと思います。商売は上手やけど(と、本人も言うたはります)

ただ、全体にそばの打ち方とか味の構成とかは、関東風ですね。そりゃそうだ。高橋さん自身が東京で修業して、山梨で店を出して名声を得て、たまたま、いまは広島におられるけど、ふだん使っている粉も北海道か関東のもの。関西味で育った小生としては、大阪のきつねうどんの気取らなさも好きやなあ。

chi-koさん、すぐご近所にもお弟子さんの店があるので行ってみて。
Posted by 元炎の料理人 at 2008年06月13日 11:12
>元炎の料理人
「元」などといわず現役でがんばってくださいよ(笑)。

>そもそもそばの香りって、けっこう微妙なものだし。
そうやろねぇ。普通に蕎麦屋で食べてたらわからんやろなぁ。

その「深い理由」と言うのを聞いてみたいわ。
Posted by かわちゃん at 2008年06月14日 07:35
ども。お久しぶりです。
薬味のネギや山葵はそばつゆにいれるのでなく、そばを食べている最中に、薬味単体をつまんで口の中をリフレッシュさせるためのものだと、とある蕎麦うちの名人から聞いたことがあります。
蕎麦の香りについては僕も同様の経験がありますが、二八だと感じづらいと思いますよ。
Posted by kuraki at 2008年10月05日 23:23
kurakiさん、おひさしぶりです。

>口の中をリフレッシュさせるためのものだと
なるほど、それなら納得できます。
山葵をあてにお酒を飲むのが好きなもので。

Posted by かわちゃん at 2008年10月14日 14:05
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